京都情報大学院大学 サイバー京都研究所は,ICANN国際会議プレイベントとして一般社団法人京都府情報産業協会が開催する「情報化月間協賛・京都情報化セミナー」にて,京都コンピュータ学院創立55周年,京都情報大学院大学創立15周年記念講演会を開催いたします。
セミナーは3部制で,いずれもインターネットにまつわる内容です。第1部はインターネットの仕組みを根底から支えるIPアドレスやドメインの管理の話題,第2部は最新のサイバー攻撃やセキュリティの話題,第3部は「観光×IT」の学術研究分野である観光情報学の最前線について,第一線の講師の皆様にお話いただきます。
盛沢山の講演内容で長時間のセミナーとなりますが,日々のインターネット活用・事業経営にも大きく関わる興味深い内容と存じますので,どうか万障繰り合わせの上,ご出席いただきますようご案内申し上げます。
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- 日時
- 平成30年10月12日(金) 15:10〜20:00(受付開始 14:30)
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- 場所
- 京都コンピュータ学院 京都駅前校(京都情報大学院大学 京都駅前サテライト)6Fホール
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- 内容
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- 第1部:「ICANNとICANN国際会議について」15:10〜16:10
- (京都コンピュータ学院創立55周年,京都情報大学院大学創立15周年 記念講演)
- 講師
- ICANN Vice President, Stakeholder Engagement & Managing Director - Asia Pacific Jia-Rong Low
- 講演概要
- 海外100カ国,2000名が参加するインターネット関連の国際会議「ICANN64」が,神戸コンベンションセンターで2019年3月に開催されます。 ICANNはドメイン名やIPアドレスなどのインターネットの資源を世界的に管理しているアメリカの非営利法人で,年に3回,国際会議を開催しています。京都情報大学院大学では「.kyoto」の管理運営事業者としてICANNのアジア太平洋地域担当副社長 Jia-Rong Low氏をお招きしてICANNのこと,国際会議のことを分かりやすくお話しいただきます。
- 第2部:「ダークウェッブで売買される企業情報とサイバー攻撃のサービス化」16:10〜16:40
- 講師
- 神戸大学大学院 教授 森井 昌克 氏
- 講演概要
- 密かなサイバー攻撃によって気付くことなく流出した企業情報がダークウェッブと呼ばれるネット社会の闇市で売買されています。本来,サイバー攻撃とその被害は気付かれることがないのです。その流出した企業情報によって,新たなサイバー攻撃が繰り返され,さらに甚大な被害を与えます。ビジネスメール詐欺はその典型です。本講演では,階層化され,そしてサービス化された,詐欺等犯罪による不法な金銭搾取を目的としたサイバー攻撃について分かりやすくお話しいただきます。
- 第3部:「観光先進国「京都」観光情報学の最前線」17:00〜18:20
- 講師
- 京都大学大学院 情報学研究科 社会情報学専攻 准教授 馬 強 氏
- 講演概要
- 観光は日本経済を支える極めて重要な成長分野です。持続可能な観光立国・地域社会を 実現するためには,観光地域の特性,そして住民や観光客の行動特性を明らかにし,多様な 観光ニーズに応え,観光の個人化や地域・時期の分散化を実現していく必要があります。 本講演では,我々の研究グループの研究成果を中心に,ブログやSNS(Social Network Services)などでユーザ自らが発信・生成されるユーザ生成コンテンツ(UGC:User Generated Contents)から,ユーザ指向の“観光知“の発掘及びその利活用について分かりやすくお話いただきます。
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概要
- 主催
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- 共催
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- 京都府中小企業技術センター
- 京都コンピュータ学院・京都情報大学院大学
- Ksisnet(京都中小企業情報セキュリティ支援ネットワーク)
- 京都コンピューターシステム事業協同組合
- 後援
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- 京都府
- 京都市
- 公益財団法人京都産業21
- 公益財団法人京都高度技術研究所
- 京都商工会議所
- ITコンソーシアム京都
- 一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会
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- お申し込み・お問い合わせ
- 詳しくは,一般社団法人京都府情報産業協会ホームページ 『 情報化月間協賛・京都情報化セミナー』開催のご案内 (https://www.ict-kyoto.jp/seminar/2018/3675/)をご覧ください。