京都情報大学院大学(KCGI)サイバー京都研究所(CKL)と,株式会社Keiganの産学連携による一般公開イベント「マイクロコンピュータを動かす楽しい自由研究」が2019年7月28日,KCGI京都駅前サテライトで行われました。このイベントは,グループ校の京都コンピュータ学院(KCG)がITやコンピュータ,合唱や天文体験などに関する様々なイベントを一般向けに公開する,毎夏恒例の「KCGサマーフェスタ」の一環として開かれたもので, CKLが地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」の管理運営などで活動する「けいはんなオープンイノベーションセンター」(KICK:京都府精華町)に,(株)Keiganも入居しているのが縁となって,今回の産学連携のイベントとして実現しました。(株)Keiganは、誰でも手軽に制作できるロボットの提供で社会貢献を目指すICTのベンチャー企業です。
このイベントには,親子連れなどおよそ20人が参加し,同社代表取締役 徳田貴司さんらの指導で,簡単なプログラムでモーターの回転を制御して楽しむ,昔ながらの回転のぞき絵・ゾートロープの制作に挑戦しました。最初に,イギリス製の小型の教育用コンピュータ「micro:bit」を使って制御用プログラムを作成し,それを小型のモーターに接続しました。このモーターは(株)Keiganの製品「KM-1U」で,小型・軽量・省エネ,専門的な知識や技術なしでも,スマホやPCで簡単に制御可能な多機能のモーターモジュールです。最初はうまく回転させられなかった参加者も,試行錯誤を繰り返して制御できるようになり,ゾートロープののぞき絵を楽しんでいました。